掲示板連載企画
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2002.07/10 Vol.9

久しぶりですが、今回はjirokichiを支えてくれてきたミュージシャン達の話しです。

70年代後期に関西からやって来たブルーズバンドや本田竹広らJazz/フュージョン系
ミュージシャンの活躍もあって、全国にも名の知られるライブハウスになったjirokichi
ですが、その歴史を語る上で重要なミュージシャンは、まだまだたくさんいます。

メロディーメーカーとしても評価の高い熱血ベテランジャズドラマー古沢良治郎。
現在も野獣王国などでフュージョンシーンそのものを牽引するギタリスト是方博邦。
早くからゴスペルに取り組み、その存在感を保つヴォーカリスト森崎ベラなどいずれ
この連載で取り上げようと思っています。

そのほか毎日のように行われた深夜のジャムセッションや、マスターの企画した
セッションに参加してくれた海外アーティストも含む豪華な面々は紹介しきれない
でしょう。

しかし中でも毎月のように行われた、山岸潤史や塩次伸二、そして永井ホトケ隆らの
リーダーセッションは、日本を代表するミュージシャン達をjirokichiに引き寄せたと
言えるのではないでしょうか。 その彼ら3人が在籍し、70年代に関西でブルーズムー
ブメントの中心にいた「ウェストロードブルーズバンド」の初期に行動を共にしてい
たブルーズハーピスト妹尾隆一郎も重要なミュージシャンの一人です。
多くの若手に影響を与えNo.2のいないNo.1ブルーズハープ奏者として長い間、日本の
ブルーズシーンそのものを引っ張ってきた存在です。ウェストロードの準メンバーとし
てjirokichiに登場し、その後ソロ活動を経て山崎美樹(Dr)らと東京でも強力なブルーズ
バンドを・・と「ローラーコースター」を結成。以後シカゴブルーズを本場さながらに
再現できる人気バンドになり、メンバーから小出斉(G)などが育ち、吾妻光良も全盛期
に在籍しました。その他ブルーズ界を盛り上げる様々な活動を見せ、ハーピストとして
もブルーズだけにとどまらない仕事を数多くこなしています。
現在はBlues File No.1というバンドで全国を股にかけ活躍中です。

次回もミュージシャンを紹介します。


2002.02/13 Vol.8

ずいぶんサボっていましたが、前回に続き昔のジロキチの話です。
今回は当時(1970年代〜1980年頃)のスケジュールを埋めていたミュージ
シャンについて 書いてみます。

次郎吉がOPENした頃,関西では東京よりも早くブルーズという ブラックミュー
ジックのルーツ的な音楽に取り憑かれた若者達が、 幾多のブルーズバンドを
結成し、注目を集めるようになっていました。 B.B KINGと共演、そして熱い
パワーのある演奏を武器に多くの支持を 集めた初の本格ブルーズバンド
「ウェストロード・ブルーズバンド」 服田洋一郎の「ブルーズハウス・ブル
ーズバンド」(後に近藤房之助 が入道と入れ替わりで加入し、あの「ブレイク
ダウン」となるバンド。) 全国的にも人気を集めもっとも成功したブルーズ系
バンドの一つ「憂歌団」 伝説の本格的R&Bバンド「上田正樹とサウス・トゥサ
ウス」など今でも 語り継がれる重要なバンドが多く生まれていました。

東京のバンドとは違う雰囲気を持ち、気合の入った演奏に驚いたマスターは、
彼らを東京に呼んで次々とブッキングし始めました。 一方では、海外に渡り本
物の実力を身につけて日本に凱旋帰国した、渡辺貞夫 (日本のジャズを育て上
げた不世出のサックス奏者。今なお第一線で活躍。) が定期的に出演、当時の
トップジャズコンボだった彼のグループから若き 本田竹広(p)岡田勉(b)村上寛(dr)
増尾好秋(g)鈴木良雄(b)福村博(tb)などが 育ち、スタープレイヤーとなって自
己のバンドでも次郎吉のスケジュールに 名を連ねるようになっていきました。
そのほか山下洋輔(P)渡辺香津美(g) 山本剛(P)峰厚介(sax)向井滋春(tb)古沢
良治郎(dr)などトップジャズメン 達や金子マリ&バックスバニー、など東京の
ロックバンドも出演していました。 そして音楽業界の常識やしがらみ、ジャンル
分けなどを全く無視した 斬新な企画「次郎吉SESSION」のアイデアを思いついた
マスターは、早速 自分の気に入ったメンバーを組み合わせブッキング。ジャズ・
ブルーズ・ ロック・スタジオミュージシャンなど関係なく集め、音を出させました。
音楽の事は素人だったマスターの無謀な企画と考えた人もいたかも 知れませんが、
結果的にミュージシャン同士の交流がジャンルや世代 を越えて深まるきっかけと
なりました。「次郎吉SESSION」が発展し 生まれたバンドも数多くあり、アルバム
をヒットさせ一時代をつくった ネイティブ・サンやチキン・シャックもここから
発展していったそうです。

今はどこでもやっている当たり前のセッションも、我の強いミュージシャン ばかり
だった当時に始めたマスターの「次郎吉SESSION」は、関係者も驚く ような緊張感
があって、お客さんは面白かったのではないでしょうか。

ちなみにジロキチで不定期にやっているBLUES JAM SESSION DAY もマスターのアイ
デアで、今もアマチュア・ミュージシャン達が腕を磨き、 交流を深める場となって
います。

次回はこの連載でまだ取り上げていない、すごいミュージシャン達のことを 書いて
みます。


2001.11/04 Vol.7


この連載を読んで下さっている方、いつもありがとう御座います。
今回は昔の JIROKICHIの話です。
JIROKICHIがオープンしたのは1974年の2月1日のことでした。看板は木彫り
で「生聞居酒屋 次郎吉」。マスターが自ら彫ったものです。当時の店の様子
音楽シーンやミュージシャン達の雰囲気は、現在とかなり違っていたようです。
当時の写真資料などを見ると、70年代のアノ感じがすごく伝わってきます。

JIROKICHIの楽屋には、OPEN記念のLIVE[第一回次郎吉泥棒公演]のポスター
があります。当時はフォークが全盛の時代でした。高田渡さんや友部正人さん
シバさんなど名前が記されています。当時のフォーク界の有名な方々を呼び、
豪華な顔ぶれを揃えてイベントは見事に成功。ジロキチは堂々OPENしたのでし
た。ポスターのデザインも素晴らしく、イベントにかける若きマスターの意気
込みが伝わってくるようです。

開店後しばらくは金、土、日しかLIVEはやらず、平日はBAR的な営業をしてい
ました。当時の客層は漫画家や芸術家系など個性的な面々が多かったようです。
溜まり場的・隠れ家的でアンダーグラウンドな空気が漂い、普通一般のお客さん
には入りにくい店だったそうです。  前述のオープニングイベントではバック
ミュージシャンとしてあの坂本龍一氏が出演していたり、当時のお客さんが自由
に書き込んでいたらしいノートには「シュガーベイブを見に来ました・・」なん
ていうのもあったりして驚きました。若き山下達郎や坂本龍一の演奏はどんな感
じだったのでしょうか。聴いてみたいですね。  当時のジロキチの様子を知って
いる方、是非書き込みをお願いします。

次回は初期ジロキチの出演者について書いてみようと思います。


2001.09/20 Vol.6


前回から少し間があきましたがvol.6では、ジロキチに初めてきた方でも 何年も通
っているかのような楽しみ方が出来るコツを書いてみます。

ジロキチに着くともう演奏が始まっていてカウンター周辺はたくさんのお客さんで
混んでいて演奏の様子がわからない・・・。こんな時はスタッフに混み具合を訊い
て奥の方へ遠慮なく入ってしまいましょう。カウンター周辺だけ混んでいて奥の方
は結構空いている・・・ということが多いので遅く来てもベストポジションを得る
事が出来るかも。席が空いていることも。ちなみに奥にはビールの自販機がありま
すので利用して下さい。御手洗いも奥です。

グループでいらっしゃったお客様にはボトルキープをお勧めします。ウィスキーな
ど各種洋酒類のみですが、料金的にはお得だとおもいます。ボトルチャージはお一
人様¥500円でミックスナッツと氷などのセットがつきます。オプションでソーダ
ボトル¥400、トニックウオーター・ジュース類のボトル¥800も用意できます。
気軽にスタッフに声をかけて下さいね。なおキープできる期間は3ヶ月です。

別コーナーでも紹介しているFOOD類もお勧めです。試してみてくださいね。
ジロキチは注文をお受けしてから調理しますので、オーダーがたくさん入っている
時などは少しお待たせしてしまう事があります。なので入場して席が決まったらお
早めにオーダーするのがコツです。 まわりを見ると誰もFOODを注文していなそう
・・・と思っても遠慮なく頼んでくださいね。どなたか一人がオーダーしたら皆さ
んも次々と・・・ということがよくあります。ゆっくりとライブとともに食事も楽
しんで下さいね。
(テーブルが出せない程混んでしまうときはFOODのオーダーをストップしてしまう
こともあります。)  それではジロキチの夜を満喫してください。

次回は昔のジロキチについて書いてみます。では


2001.07/15 Vol.5


めちゃくちゃ暑い中皆さんいかがおすごしでしょうか。前回の続きです。

無事迷うことなくjirokichiについたけれど、入場システムがよくわからず、どうす れ
ばよいか迷う方もいらっしゃるかもしれません。今回は入場システムについてです。

まず前売りチケットについてですが、別 コーナー でも説明している通り基本的に発行
しません。6:30にopenしたら、いらっしゃった順番に入場していただきます。しかし
便宜上前売りチケットや 入場整理券 を発行する日もあります。目当てのアーティスト
の出演を知ったら遠慮なく問い合わせをしましょう。掲示板でも良いですよ。ただし
前売りがあるといっても店頭のみでの販売になりますので、ぴあ等では手に入りません。
販売開始は公演の約一ヶ月前というのが通常です。入場整理券は当日になって配布する
かどうか決めることが多いです。いずれも入場していただく順番を決めておく事を目的
としているので、持っていないと入場できないということは特別な場合を除いてありま
せん。

さてOPENの時間になりドアを開けて階段を降りると、まだリハーサル中!?ということ
がありましたら申し訳ありません・・・。その日の演奏を最高なものにするためにミュ
ージシャンの方々は真剣に頑張っています。どうかご理解ください。 リハーサルも終わ
っているようだしいよいよ入場、まず階段を下りてすぐのカウンターへどうぞ。カウン
ターにはドリンクメニューが置いてありますので最初にドリンクを注文してください。
(前売りチケットをお持ちの方は、先にチケットをスタッフに渡して下さい。)ドリン
クを 注文したら、スタッフがその日のミュージックチャージとドリンク代を合わせた料
金を言いますのでお支払い下さい。
(前売りをお持ちの方はドリンク代のみ支払ってください。)
お済みになりましたら、そのカウンターでドリンクを受け取り席の方へどうぞ。自由に
お好きなところへお座り下さい。(書き忘れましたが、一般のお客さまの席などの予約は
受け付けていません。)jirokichiはスタッフが席までお伺いして注文をお聞きしませんの
で、フードやドリンクの追加オーダーはお手数ですがカウンターまでどうぞ。その際料
金は全て前払いになりますので、その都度スタッフに支払って下さい。
LIVEが始まるまでの時間や休憩の時間は、どんどんオーダーして、より一層演奏と雰囲気
を楽しんで下さいね。

次回はジロキチ通?になるコツを書いてみます。  それでは


2001.06/22 Vol.4


いつもこのホームページをご覧下さりありがとうございます。
鬱陶しい日々が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。  

今回は、jirokichiに来た事がない、あるいは数回しかいらっしゃった事のない方のために攻
略法ではありませんが少し書いてみようと思います。まず最初は「jirokichiの場所」につ い
てです。よくご存じのかたは読み飛ばして下さいね。

JR高円寺駅(中央・総武線)の北口(改札を出て左)を 出ます。右前にタクシーのりばが
見えると思いますが、その左横の信号をわたり、右に線路沿いに歩いて下さい。
(ようするに北口を出て右へ歩くと覚える)1〜2分歩くとすぐに24時間営業の紳士服のお
店「洋服の三並」が左手にあります。三並の前を過ぎると(もうjirokichi看板がありますが)
左に曲がれる道があります。曲がればjirokichiの入り口です。「洋服の三並」のビルの地下
です。すごく駅から近いのですが、なかなか覚えられないものですよね。そこで参考になる
か判りませんが、迷った方の問い合わせを例に、よくある迷いパターンを幾つかあげてみま
しょう。

その1・丸の内線新高円寺駅にいってしまう。
(ぜんぜん遠いので気をつけて下さい。JRの高円寺駅です。)

その2・駅を出て左に線路沿いに歩いてしまう。 (右です。新宿方向です。)

その3・南口に出てしまう。 (そうしたら大変です。気が付いたら駅に戻りましょう)

その4・;北口を出たらそのまま前に歩いてしまい、商店街に入ってしまう。
(線路沿いのビルの地下であることをお忘れなく。)

その5・「洋服の三並」に気づかず環七まで歩いてしまう。
(1〜2分で着くはずなので結構歩いたと思ったら間違いを疑ってみましょう。)

番外・・・新宿方面から来たときに、荻窪まで行ってしまう。
(中央線は土日祝日のみ高円寺に止まりません。中野で総武線にのりかえてください。)

車でお越しの方は、とにかく高円寺駅北口を目指して来て下さい。

次回は入場の時のことについてお話ししようと思います。では。


2001.06/06 Vol.3


超実力派ヴォーカリストMickey-T(神崎まき)の2Days、ベテランサックスプレイヤー包国
充のBEAT NUTS、渕野繁雄 、久しぶりの竹田和夫と続いた5月後半も、贅沢なライブばかり
でした。そして5/27はjirokichiの顔役、永井ホトケ隆がウェストロードブルースバンド以来
20年振りに結成したバンド「tRICK bAG」が登場しました。とにかく強力。大人。ブルーズ、
70’sロック、ファンク、R&Bいいとこ全部。伝説化してるロックバンド四人囃子の森園勝
敏のサイケでロックなギターが、強力リズムセクションにクロスする感じかと思えば,JAZZ
BAND以上にJAZZを感じさせる即興的な演奏、懐の深い音楽性で毎回目が(耳が)離せなくな
ります。とくにピアノの小島良喜のグルーヴは天才的で、ソロもバッキングも思わず引き込ま
れてしまいます。  しかしやはりホトケさんの歌が素晴らしいとあらためて思いました。決し
て守りに入らないその姿勢が、いまなお彼の音楽を成長させているのがすごいです。失礼かも
しれませんが、数年前よりさらに良くなっています。アルバムを出すごとに、良くなっていく
B.B KINGのように。


2001.05/30 Vol.2


5/17だった「塩次伸二session」いつも通り強力でした。すごいメンバーなので、「当たり前
・・・」との声も聞こえそうですが、やはり塩次(しおつぐ)さんのギターはすばらしいとあ
らためて思いました。
塩次伸二さんは1970年代関西で盛り上がったブルーズムーブメントの中心にいた「ウェスト
ロードブルーズバンド」(永井ホトケ隆vo塩次伸二g山岸潤史g小堀正b松本照夫dr)でデビュー
後、ブルーズシーンの中心で大きな存在感を持ってミュージシャン達に影響を与え続けている
ギタリストです。jirokichiでのsession活動を通じて、伝説的なバンド「Cちゃんブラザース」等
に参加するなどクロスオーヴアーシーンでも活躍。まさにブルーズマスターと呼ばれる特別 な
ミュージシャンです。現在も様々なsessionの他、ポール・ジャクソンら強力メンバーと「バッ
ドボーイズブルーズバンド」で活動しています。派手に音楽誌で紹介されたりする事はあまり
無いようですが、彼が日本が誇るトップギタリストの一人あることは、ミュージシャン、その
他関係者誰でも知っていることです。  現在は京都に住んでいらっしゃるので、毎月出演して
いただくのは難しい状況ですが、次回は8月に予定されています。今から楽しみです。

塩次伸二さんについてもっと詳しくお知りになりたい方は、永井隆著「ドッグデイ・ブルース」
(少年社)「ブルーズ・パラダイス」(中央アート出版)等をご覧下さい。


2001.05/27 Vol.1


いつもjirokichiのホームページにお越し頂きありがとうございます! 出演アーティストやライブ
の様子等を今後不定期ながらお伝えしていこうと思います。よろしくお願いします。

西山はんこ屋=史生(5/1)三好功郎(5/2)ブルーズの前田もとひろ(5/3)そしてジャンプ
ブルーズ界のドン吾妻光良(5/5)等すごいギタリスト達の出演で盛り上がったゴールデンウイ
ーク、そして5/8・5/9のバンバンバザール2daysには初日に友部正人が駆けつけるなど今月前
半は内容が濃いライブばかりでした。

さて、最近メジャーデビューを果たすなど活躍が目立つそのバンバンバザールですが、スイング
ジャズ系サウンドを武器に最初は路上演奏で人気を集めていました。そこを吾妻光良氏に発見?
され注目を集めjirokichiにも出演するようになりました。 当時(7〜8年前)は日本語でオリジナ
ルをやるバンドはあまり出ていなかったし、若手ということもあってとても新鮮な感じがしたの
を覚えています。メンバーチェンジ等がありながらもCDリリース・ライブツアーを重ね、楽しい
ステージだけでなく演奏のクオリティーも高く評価されています。個人的にはセンスの良い曲が
多くて好きです。jirokichiでのライブを収録した2枚組アルバム「ハイライト」はかなりのセール
スを記録、当店を代表するバンドの一つです。 詳しく彼らを知りたい方はホームページをご覧下さい。

http://www.ban-ban-bazar.com